家の中にいる場合

まず、わが身の安全を

テーブルの下などにもぐる。余裕がないときは、座布団や布団などで頭を保護する。

冷静にすばやく火の始末を

ガスの元栓を閉める。電気製品のスイッチを切ってコンセントを抜く。日ごろから火元付近の整理整頓を。

戸を開けて出口を確保

特に中高層住宅では重要。

あわてて外に飛び出さない

外に逃げるときは、瓦やガラスなどの落下物に注意。
2階にいたら階下に下りない。
ただし、火災が発生したら1階の方が逃げやすいので注意。

火が出たらすぐ消火

天井に移る前なら初期消火が可能。
消火器や三角バケツなどを設置しておく。

裸足で歩き回らず、スリッパなどの履物を履く

ガラスの破片などでケガをしないように。

乳幼児や病人、お年寄り、障害のある人などの安全を確保する。
避難は徒歩で、荷物は最小限に

自主防災組織などと集団で避難。
誘導委員の指示に従う。
荷物が多いと避難に支障。

ラジオなどから正しい情報を聞く

デマに惑わされない。
余震を恐れない 。

家の外にいる場合

住宅街にいる場合

狭い路地やブロック塀、電線には近づかない。
窓ガラスの破片や瓦などの落下物には近づかない。
公園など広い場所へ避難する 。

スーパーなどにいる場合

バッグなどで頭を保護する。
倒れやすいショーケースや棚などから身を離す。
柱や壁際に身を寄せる。
あわてて出口に殺到せず、係員の支持に従う 。

自動車を運転している場合

地震を感じたら除々に速度を落とし、道路の左側に寄せてエンジンを切る。
揺れがおさまるまで車外に出ず、カーラジオで地震情報を聞く。
車を離れるときはキーをつけたままにし、ドアロックもしない 。

崖などの近くにいる場合

崖くずれなどに注意し、速やかにその場所から離れる。

電車に乗っている場合

急停車することがあるので、吊革や手すりなどにつかまる。
棚からの落下物に注意し、頭をガードする。
電車が途中で止まっても、非常コックをあけ勝手に車外に出たり、窓から飛び出したりしないで、乗務員のアナウンスに従って行動する。
ホームにいる場合は、落下の恐れのある時刻表示板、モニター用テレビ、倒れやすい自動販売機から離れ、柱につかまってうずくまったり、ベンチの下にもぐる 。