西住放課後児童クラブ日記

　西住生活学校の大先輩の方々にお越しいただき、ＥＭ菌を使った元気玉（泥だんご）を作りました。

　まず初めに、黒土にＥＭぼかしとＥＭ培養液を混ぜ、ブルーシートの上でこねこね！不十分なところは、上からブルーシートをかぶせて足で踏んで、ふわふわのどろんこを作りました。匂いは甘いような酸っぱいような、カブトムシの土のような匂いがしました。子どもたちは９人、大人はもう少し多くて１３人。みんな夢中でおだんごを丸めました。

　黒光りするような泥だんごが、あっと言う間にたくさんできました。発泡スチロールの箱の中に均一に並べて、これから２週間寝かせ、菌の繁殖を待ちます。白いひげが生えてきたら元気玉作りは成功！

　夏には第二弾もあります。庭の土で練習してようかな〜！

　一昨日、西住生活学校の先輩方に教えていただき、みんなでコネコネ丸めた泥団子。発泡スチロールのベットに、大事に大事に寝かせておいたのですが・・・。な、な、なんと、今日になったら、ポワポワと胞子が生えてきていました。

　「うわー！ひげがはえてるー！」「触ってみてもいいかな〜？」と作ったとき同様興味津々の子どもたち。

　先輩たちが、今まで西住地区のあちこちの堀や側溝に元気玉を投入してきたことで、メダカやフナが生息するようになったという。

　「今度、みんなで散歩に行って、メダカやフナを観察したいね！」と話をした。そして、「カチンコチンの元気玉ができたら、堀に入れてあげようね！」とも・・・。

　元気玉を作って丸３日目。児童館のホールでじっくり、ゆっくりすやすや眠っている元気玉たち。

　土曜日利用の子どもたちがホールで遊ぶのに、

「実はね、西住の子たちがね・・・」と、元気玉を作ったことを教えると

「え〜、見てもいい？？」と興味を示したので、

「どうぞ、どうぞ。白いおひげがホワホワッて生えてるからね！」

　一人の子が発泡スチロールのふたを開けて「キャァーーーー！！」

びっくりして「どうしたの？」とみんなで覗き込んでまたまたびっくり！！ホワホワどころか、ボウボウに成長していました。

　月曜にはどうなっているのか、とっても楽しみです。

　今年も図書館から司書さんが絵本を持ってきて読んでくれる「お話の部屋」がやってきました。

　「よろしくお願いします」と元気よくあいさつし、司書さんが持ってきた荷物を持ってあげる３年生も...。毎年来てくれているので、楽しみにしているのが伝わってきました。

　今日は絵本を２冊、大型絵本を１冊、そして紙芝居も読んでもらいました。季節柄雨にちなんだ絵本を紹介してもらい、「見たことあるー！」「私はない！」と言いながらも、みんな真剣な表情で聞き入っていました。集中しているので、時折「ぷっ」と吹き出す子もいましたけどね。

　土曜日の振替えでお休みだった子どもたち。事前に知らせていたので、今日の防災食ゲームとサイエンスショーを楽しみに集まってきました。

　防災食ゲームは、災害の時、家にあるもので何を作れるか、備蓄は何がどのくらい必要か、クイズ形式で楽しく学びました。クイズでゲットした食材でツナポテトサンドを作って食べましたが、自分で作ったものはやはりおいしいようで、モリモリ食べていました。じゃがりこがポテトサラダに変身したのはみんな驚きだったようです。ぜひお家でも試してみてください！

　午後のサイエンスショーには、元西住小学校長の大沼剛先生（現社会福祉協議会会長）をお招きして、科学の面白さを教えていただきました。赤紫の色水が重曹水で水色に、酢を入れると元の色に…。「うわーっ！すごーい、マジックみたい！」と、歓声が上がると、「いやいや、これはマジックじゃなくてサイエンスですよ。」

他にも、鉄パイプをバーナーで熱すると不思議な音がしたり、花火の煙が輪になって飛び出してくる空気砲を体験させてもらったり、手作り熱気球を見せてもらったり、盛りだくさんのショーでした。

　午前も午後も子どもたちに感想を言ってもらいましたが、「じゃがりこでこんなにおいしいサンドウィッチができるなんて知りませんでした。忘れないうちに家でも作ってみたいです。」「まだ理科を習っていませんが、科学が好きになりました。」など、素敵な声が聞かれました。