猫の適切な飼い方

首輪をつけ、迷子札などを準備しましょう

猫が家の外へ出ると、戻ってくるまでどれくらい時間がかかるか、その間猫がどのような場所へ行くかは誰にもわかりません。

どこかで誰かに保護されても、連絡先が分からなければ飼い主の方へそれを伝えることができず、保健所へ預けることになってしまいます。

日ごろから首輪をつけることへの抵抗をなくし、もしもの時に備えておきましょう。

トイレのしつけは時間をかけてしっかりと行いましょう

家の中では清潔な砂を入れた箱などを置いて、外では近所に迷惑のかからない場所の土を柔らかくし、根気よくしつけましょう。

決まった場所でトイレをするようになれば、猫が外に出たとき、近隣の方の財産を汚したり傷つけたりするリスクが低減できるでしょう。

野良猫への無責任な餌やりはやめてください

野良猫への餌やりを原因とする個人間でのトラブルは、日本全国どの地域でも重大な課題となっています。

過去、野良猫のフンや過剰な繁殖などがもたらした被害を巡って起きた裁判を見ると、その原因となった「野良猫に餌をやった人」が、飼っているつもりがなくても『飼い主と十分認められる』と判断されたケースもあります。
そのケースでは被害を受けた人が要求した損害賠償が認められ、「野良猫に餌をやった人」は被害に対する費用や慰謝料の支払いを命ぜられました。

「飼ってくれる人がいなくてかわいそう」「餌をもらえなくてかわいそう」と思う気持ちは動物愛護の観点で大変重要です。
しかし、餌を与えられた野良猫がどんな行動をし、その結果どのようなトラブルを招くのか、その時私たちがどのように責任を果たすのかを考えることもまた重要になってきます。

少しでも責任を果たすことができないと思ったら餌をあげない、という選択もできるようにしましょう。

マイクロチップの装着はお済みですか

動物の愛護及び管理に関する法律(通称「動物愛護管理法」)の一部が改正されました。
災害や事故などの万が一の事態で飼い主と離ればなれになった時、無事に再会できるようペットにマイクロチップを装着し、データベースに飼い主の情報を登録しておくものです。

令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫にはマイクロチップの装着が義務付けられています。飼い主になる際は、指定登録機関のデータベースに登録された販売者の情報を自身のものに更新しなければなりません。
詳しくは環境省Webサイトをご確認ください。


(画像引用:環境省『犬と猫のマイクロチップ情報登録について』)

ペットの遺体の処理

飼っていた犬や猫などのペットが亡くなった場合は、火葬により見送ってあげましょう。

個別の方法でペットとの別れの時間を過ごしたい方は、民間のペット専門葬儀屋等をご利用ください。

 

仙南地域広域行政事務組合では、動物専用の焼却炉で火葬し、骨を慰霊碑に合同埋葬しております。

動物専用の火葬場

角田衛生センター

所在地 角田市枝野字北大坊90番地

電話 0224-63-2140

受付時間 午前8時30分から午後4時30分まで(年末年始を除き、土曜、日曜、祝日も受け付けております。)

手数料
  • 7kg未満:1,360円
  • 7kgから15kg未満:2,300円
  • 15kg以上:3,460円